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螺旋運命―SPIRAL DESTINY―

livedoor blogから引っ越して参りました。旧館から来た方も初めましての方も宜しくお願いします。

「悠久のティアブレイド」プレイ感想

サイドバーの「ゲーム欄」にはこっそり進捗状況書いてたので、気づいていた方もいたかもしれませんが、実は最近はこのゲームをプレイしてました。

悠久のティアブレイド
-Lost Chronicle-


まさかの「乙女ゲーム×巨大ロボット」がテーマのゲームです。
最初聞いたときは「正気かよ!?」と思った本作。(2016年発売のゲームです)

プレイ済みの友人から「ストーリーは私にはちょっと難しかったけど結構面白かったよ。ロボットアニメ好きの咲希ちゃんならもっと楽しめるんじゃない?」と長年薦められてた作品。
ただ、「目が肥えているからこそ、安易にロボットモノやられても……私がプレイしたら評価は辛口かもしれないよ?」とは返してきたのですが。
とにかく今期のアニメが面白くないので、ゲームをやろうと思って。
友人に「オススメゲーム教えて」と聞いたら「今のところ『シャレマニ』以上に薦められる作品ないけど、咲希ちゃんなら『ティアブレ』どうよ?今こそやってみない?」と言われて、やってみることを決意。
ただ、どうしても私だと辛口になりそうだから、本当は良くないんだが、今回は友人からソフトお借りしました。面白かったら自分で買うからということで。

ということで、期限付きなので、シャレマニ二巡目はちょっとお休みして、ティアブレをプレイしました。
以下、オトメイト(乙女ゲーム会社)の男性スタッフが全力で作った異色乙女ゲーム「悠久のティアブレイド-Lost Chronicle-」の時野のメモ代わりのプレイ感想です。
プレイしながら書いたので思いのほか長くなってしまったのですが、とにかく異色すぎるので、どんな作品なのか、記事で楽しんで頂ければ幸いです。異色すぎて、私の胸の内だけでは抑えきれなかったw吐き出したかったんだw


◆メカデザイン
メカはガチでカッコイイ。コードギアスとかのスタイリッシュ系?ガンダム顔ではないかな。公式サイトで見てくれ。
http://www.otomate.jp/tierblade/chara/index6.php


◆想起したロボットアニメw
ストーリーは確かにロボットモノの王道でした。展開はなかなかよく出来てたし、面白かった。よくまぁ、乙女ゲームというジャンルでこれをやろうと考えたな!と。ちょっと感心した。
まぁ、ロボットが好きで乙女ゲームも好きというかいう人種は時野とか限られた人種だけだと思うのでw世の乙女的にはかなり新鮮に映るんじゃないかなと。だからこその王道だったんじゃないかなと。
でだ。実際プレイしてて、時野さんが思わず「あの作品っぽい要素だなぁw」と思ってしまった作品とそれによって起きた時野の脳内混乱は以下の通りw


・メカデザイン
先ほど書いたとおり、スタイリッシュ系。「コードギアス」のランスロットっぽいなw量産型のゴーレムというメカも出てくるんですが、これも量産型らしく、旧式のナイトメアフレームっぽいなぁと。


・世界観
雰囲気は「創聖のアクエリオン」っぽいwww内容は全然違うけど。
話が進んでいくと少し「ゼーガペイン」ぽい要素も入ってくる。
3千年前に大きな戦いがあり、現在は大気汚染が進んだ荒廃した世界となっています。そんな世界に住むシュドとアタルヴァがネオスフィアという3千年前に造られ隠されていた古代都市(シェルター)に辿り着き、そこに住む少女と出会う所から始まるストーリーです。


・キャラクター
世界観がアクエリオンっぽいし、メインヒーローであるシュド(CV:石川界人)が赤髪でちょっと見た目がアポロっぽい(EVOLタッチ)んだよなと思ってた所にですよ!
もう一人のメイン級ヒーローにアタルヴァというキャラが出てきまして。序盤はこのシュドとアタルヴァがメインで話が進んでいくんですが……
アタルヴァ(CV:寺島拓篤)というトラップwwwwww

脳内を混乱させてくれた二人(笑)

赤い方がシュド(CV:石川界人)、青い方がアタルヴァ(CV:寺島拓篤)です。
まぁ、アポロというよりカグラに近いと思いますがw性格は全く違いますけどね。
シュド君、超熱血ヒーロー&一番常識人キャラだから。

ここで、時野さんの頭は混乱した。
「世界観はアクエリオンっぽいし、シュドの見た目がアポロっぽいwでも隣のキャラ(アタルヴァ)からアポロの声がする!やめて、頭混乱するぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」
※割と最近、レコーダーを整理する為に、数年前に放送したEVOL特別編(ジンユノが昭和で再会回)を見てしまったんだよぉ!(苦笑)

世界観とメインヒーローがアクエリオンぽいなーと思ってプレイしてたら、別キャラにアポロの中の人きたら混乱するわ!慣れるまで(頭の混乱が収まるまで)1時間ぐらい掛かったわ!(苦笑)


・古代人キャラの名前はまさか……?
サブキャラにはなるんですが、まぁ、古代人(神殿騎士団)と呼ばれる人たちが出てくるんですが、その人たちの名前が……なんか……ガンダム作品で見たことあるような名前がかなり多かったような……?(笑)
いや、ガンダムのキャラなんてシリーズ総勢何百人といるし、それぞれ名前のモチーフとかあるから、モチーフネタが被ったのかもしれないけどさ……
ちょっと「おおふ……」と思ったキャラ名が大半でした(苦笑)


◆で、結局、どんな人向けのゲームなの?
正直、時野みたいな「ロボットアニメ大好き&乙女ゲーム大好き」人間ってこの世に数えられるぐらいしかいない希少種だと思うんですよね(苦笑)
やはり、「ロボットアニメなんて見たことない。どんな作品なんだろう?新鮮!」と感じる乙女向けではないかなと思います。
作品の雰囲気的には「緋色の欠片」チックなので、緋色が好きな人には合うのではないかなと思います。
スタッフブログさんも軽くさら~と読んだけど、「緋色の欠片」っぽい雰囲気を目指したというようなこと書いてあったし。確かにちょっと懐かしさを感じる作風だった。
最近、ミステリー系ばかりやってた時野さんには久々に「世界観に浸る」系だったので、いいタイミングでプレイできたかなと思います。


そんなこんなで色々混乱も起きたわけですがw
ここからは毎回恒例の時野的おちょくりまくりのキャラクター紹介です!(開き直ったな!)
久々にネタバレとかあまり気にせず全開にキャラクターの魅力を書けるからいつも以上におちょくり具合が上がっております。ご注意ください(笑)

まぁ、その前にわかりやすく主要キャラクターが紹介されているゲームオープニングムービーをご覧下さい。
歌はKOKIAですよ~!



イヴ
本作の主人公。
イヴは約3千年間、AIのクレイドルと二人きりで過ごしてきたという、特殊なヒロインなんですよね。無垢すぎる少女というか。一緒にロボには乗りますが、基本守られる系ヒロインです。そして守ってあげたい(笑)
イヴに感情移入するというよりは、イヴを通してストーリーを体験するっという感じですかね。
正直、時野が苦手とするタイプのヒロインですが、上記の通り彼女に感情移入するというよりは俯瞰的にストーリーを見る感じだったので、プレイしててイラっとすることはなかったです(苦笑)
多分、イヴって男の人が好きな「守ってあげたいヒロイン」像そのものな気がしますね。
でも、そんなイヴさんも某ルートでは人間らしい感情むき出しになるのがプレイしてて凄く面白かった。あのイヴさんは好き(笑)


シュド(CV:石川界人)
超正統派ロボットアニメ主人公感(笑)
スラム街で「何でも屋」を営む社長。17歳。病的なほどに人助けをしてしまう性格で、無報酬で仕事を引き受けてしまうこともしばしば。
当然現れたアタルヴァに巻き込まれて古代都市(シェルター)のネオスフィアに辿り着き、イヴと出会う。
さらに軍に追われることになり、ネオスフィアで眠っていた古代ロボット・ティアブレイドに乗り込み、戦うことに……という完全にロボットアニメのお手本のような展開から始まります。
巻き込まれ系主人公ではありますが、それだけで終わらないのがこの作品。なかなか凝った設定があるので、ここは楽しんでいいところかなと。
ちなみに、「ティアブレイドに乗って戦う」とは書きましたが、かなり序盤の方で大きなルート分岐があり、アタルヴァルートに入った場合はアタルヴァがパイロットとなり、シュドはティアブレイドには乗れません。1機しかないし、搭乗者の契約(ロボに認めてもう)が必要なので(笑)ティアブレイド自体はエウレカセブンのニルヴァーシュ感ある設定かな。意思を持つロボみたいな。
といった感じで色んなロボアニメ要素が入ってる作品です(笑)


アタルヴァ(CV:寺島拓篤)
二大メインヒーロー(?)の片割れ。19歳。とある事情からネオスフィアとイヴを探しており、シュドの元を訪れた所、軍に包囲され、結果的にシュドを巻き込む大変迷惑なキャラ(笑)
最初から最後までポンコツという、時野史上最強のポンコツキャラ(゚∀゚)キタコレ!!
いやーいろんな作品でネタキャラというか、ポンコツキャラっているものですが、そんなキャラも自分のルートになったら最後はカッコイイものですが、アタルヴァさんは自分のルートでもブレることなく最後までポンコツでいろんな意味でビックリした(大爆笑)
ある意味最後までポンコツで居続けたアタルヴァさんに愛着が沸いたwこれはいいポンコツw

見た目は頭がよさそうなキャラなのにこのポンコツぷり!(数学や物理学が得意なのですが、それを活かせる展開が来なかったwww実際、序盤の段階で「この場所であなたの能力が活かされることはなさそうです」と断言されてしまってるしなw)
諸事情で生まれた時から屋敷内に軟禁されていたので体力もほぼゼロ。主人公(ヒロイン)以下の体力なので、走ったり、肉体労働するとすぐ音を上げます。さらにドジっ子で高いところから落下したことをきっかけに高所恐怖症になったり、手先が不器用で皆から作業の邪魔扱いまでされる可哀そうな人です。
真面目な意味でもこの人可哀そうな人ですけども。
ポンコツも貫き通すと萌えるんだなぁという新たな萌えジャンルを生み出した気がしなくもない。ポンコツアタルヴァさん好きです(笑)


ヤジュル(CV:近藤隆)
安定のナンパ枠兼裏切り枠!(笑)
ロボットモノに【仲間の裏切り】はつき物ですよね♪
イヴ達によってネオスフィア内の救命装置の中にいるのが発見され、蘇生させられた古代人(=3千年前の人間)。
救命装置の中にいたとはいえ、3千年経っており、完全に死んだ状態だったが、なんとか蘇生に成功。無理矢理蘇生だったこともあり、自身については記憶を失っているが、古代文字が読める貴重な人材。(生体IDを読み取った結果、3千年前は議員だったことが判明するのですが、こんなチャラい議員様がいていいのか、いやいくない!笑)
ナンパ枠と書いたとおり、軽い!チャラい!(笑)男子会を開いて「イヴちゃん可愛いよね談義」を始めたりする、とっても愉快なお兄さんです。
ヤジュルルート、実は結構好きです(笑)いやー私、ヤジュルは刺さらないと思ってたんですが、プレイしてて凄く楽しかったー!ドキドキヒヤヒヤした(笑)
一番「これ、BADEND入っちゃったかな?」とビクビクする展開だったwめっちゃこまめにセーブしたわw無事HAPPYEND迎えられましたけどw
ヤジュルをプレイするに辺り、シュドは絶対に先にクリアしておいた方がいいですね。色々ニヤニヤできるポイントが多かったです。
あと、ヒロイン萌え的な観点で言うと、時野はヤジュルルートのイヴが一番好きです(笑)


ロウ(CV:松岡禎丞)
安定のヤンデレ敵枠(笑)
年季が入ったヤンデレということで、バディコンのビゾンさん味あるよね。中の人、青葉だけど(笑)
まぁ、ヤンデレになっても仕方ないバックボーンがあるのですが。うん、それは病むよね。病まなかったら逆に怖いわってレベルなので。
それこそ、「1万年と2千年前」じゃないけど、「3千年前から愛してるぅぅぅぅ」キャラなのでw3千年想い続ければそりゃ捻じれるわw
替え歌にするなら「イヴのことは3千年前から愛してるぅぅぅぅ~4百年過ぎた頃からもっと恋しくなった~1億と2千年後も愛してるぅぅぅぅ~君を見失ったその日から僕の地獄に想いは絶えない~♪」という感じでしょうかw
まぁ、冗談はさておき。
ロウの生い立ちを話し出すと、ストーリーの凄いネタバレになるのであまり書けませんが、3千年前にイヴと生き別れになってしまい、ずっと探し続けている可哀想な人なんですよ。3千年想い続ければそりゃ捻じれるわw。ですが、根はいい子すぎる奴ですからね。
最後が一番熱い展開なのはやはりロウではないでしょうか。最終戦は胸が熱くなる!
そりゃ、プレイヤーだって、ロウに一番幸せになってほしい、報われてほしいと思いますよ。
ちなみに、そんなキャラなので、人気投票では1位のキャラです。まぁ、でしょうねw
攻略順についてはまた下の方で書きますが、好みはあると思いますが、個人的にはロウは最後にやるのがやはりベストではないかなと思います。色んなキャラの気持ちが詰まった最後になってたので。少なくとも先にヤジュルをプレイしておくことを全力でオススメします(笑)


クレイドル(CV:柿原徹也)
ネオスフィアを管理するAI。
3千年、イブと一緒にいたAIなわけですが、彼も恋愛対象なわけで。
ということで、何が言いたいか、分かるよな?(笑)
終盤、大分岐する選択肢があるのですが、これが本当笑った。そんなのありかよとwww
「あなたが落としたのはこの金の斧?それとも銀の斧?」的なwww
どっちを選んでもHAPPYENDですが、好きな方(あなたの好みな方)の手を取りましょうとだけ言っておきます(笑)
……なぜ、カッキーをキャスティングしたか最後まで謎のキャラでした(笑)いやカッキーの新たな一面というか「こんな演技も出来るぜ」的な意味では面白いけど。でも、コドリアのフランほどのインパクトはなかったしなー。あの衝撃が凄かったので、今回はそこまで驚かなかったw彼の良さはやはり「息多めキャラ」で活かされると思うんだ(苦笑)
いやでも、クレイドル面白かったです。


ということで、以上5名が攻略対象キャラです。


さて、攻略順についてですが。
序盤はシュドとアタルヴァがメインとなり、敵軍と戦うことになります。攻略制限もあるようで、最初はこの二人しか攻略できない・・・はず?まぁ、ストーリー的にこの二人から攻略するのがベストです。時野はアタルヴァからプレイしました。

シュドはあまりにも正統派主人公すぎたので、「王道ロボットアニメ」及び「戦闘系乙女ゲーム」の両方履修済みの時野さんはあえてトリッキーな方からやりました。
初心者は無難にシュドからやるといいと思います。
とはいえ、シュドルートは色々と情報量も多いので、先にアタルヴァをやるのも悪くないと思います。ストーリーの核があまりブレないので感情移入しやすいし、世界観を理解しやすいかなと。
(シュドは私からしたら「ロボモノ的にも乙女ゲー的にもお約束お約束w」だったけど、どちらかの要素に初めて接する人には「情報量多すぎて理解しきれない!」となりかねないので)
まぁ、↓にもありますが、好きな方からやれっという話ですね。

公式推奨の攻略順は以下の通り(スタッフブログより抜粋)
----------------------------------------------------------------
今回はわざわざ攻略制限まで設けているので、
特に気にせずやりたい順番でやって問題ありません。

......ただ、「好きなキャラが最優先」というわけでない場合、
本作の謎を溜めるだけためて一気に解きほぐしていくコースとしては、

・シュド、アタルヴァの2人を先にクリア
 1周目は当然共通ルートも初体験になるので、
 【必ず】好きな方からクリアしましょう。

・残り3人で一番気になるキャラを一番最後に回す
 ヤジュルの場合 :ロウ→クレイドル→ヤジュル
 ロウの場合   :ヤジュル→クレイドル→ロウ
 クレイドルの場合:ヤジュル→ロウ→クレイドル

・最後にトゥルーエンド

でしょうか。
しかし唯一例外として、クレイドルが好きで、
彼のためならば先に何人かクリアする手間も厭わない方は、

アタルヴァ→(アタルヴァクリアで解放のキャラ)→クレイドル→シュド

敢えてこの順でプレイしてみるのも一興かもしれません。

あとそれと、トゥルーエンドについてなのですが、
特に攻略キャラの誰かがメインになるということはないので、
(まぁ、突入はシュドルート中盤からの派生になりますが)
そのあたり気にする方はご安心を。
----------------------------------------------------------------
とのことです。

時野は【アタルヴァ⇒シュドをやろうとして途中でロウルートに入ってることに気づいて途中からやり直し(苦笑)⇒シュド⇒ヤジュル⇒クレイドル⇒ロウ⇒TRUEEND(大団円)】でやりました(笑)
2人目の時、「いやーさっきからシュドが全く出てこなくなってしまったな……そろそろセーブでもするか……と思ったらこれロウルート入ってるやんけ!!!しかも大分前に突入しちゃってるやんけぇぇぇ!!」ってなりましたw(セーブする時、今が誰ルートなのか分かるので)
どうりでやけにロウさんの回想長いなと思ったけど、敵役だし、アタルヴァルートでもロウは結構出てきたし、そんなもんかと思ってたらやられてたwww

で、時野さんの好きなキャラは誰かって?
正直、ストーリーを追ってる感が強くてあまり「このキャラクターにドキドキしたぁ!」というのはなかったんですが、強いて言えば、アタルヴァかな……?
というのも、HAPPYEND全部見終わった時は「みんな良かったな。強いて言えばアタルヴァはポンコツで可愛い」ぐらいの感じだったんだけど、この作品、ハッピーの他にTRAGICEND(悲劇エンド)というのが存在するんですよ。(一人だけ、さらにBADENDもある)
アタルヴァの悲劇エンドがなかなか精神的にエグくて、でも凄いたまらんエンドで好きです(苦笑)こーゆー展開待ってた感ハンパない!
本当に「悲劇」だなぁ、感。BADではないけど、彼らの心情考えたら完全にBADなんだよな……。最後のセリフが辛いけど凄い好き。アタルヴァが一番恐れてたことだけど、イヴのことを考えてそれを言うっていうアタルヴァの優しさが滲み出てて好きです。
この悲劇エンドの続きはちょっと見てみたいわ!(何)もちろん、ハッピーエンドの方が好きですよ?
あと、ヤジュルに関しては、ヤジュルにとってハッピーエンドがもうミラクルエンドみたいなもので、悲劇エンドでも彼にとっては十分ハッピーエンドな気がします(笑)


◆シナリオ(※結構辛口注意)
ストーリー展開自体はなかなかよくできてたし、面白かったんですが、これ、あまり書くとライターさん批判になってしまうかなぁと思ってしまうが、ちょっとこれだけは言わせてほしいなーという点が。
私もブログで紹介する以上、興味をもってプレイしてくれた読者の人をガッカリさせてはいけないという責任もありますので。正直に書くよ。

乙女ゲーム、特に「オトメイト」(メーカー)の製作スタイルって、これまで色々なインタビュー記事を見る限り、ディレクターさんが企画を考え・作品の骨子を作っているようなんですよね。で、その骨子に具体的に文章をつけて肉付けするのがシナリオライターさんなんですよね。(もちろん二人でディスカッションして企画案を変更・再構築していくわけですが。まぁ、今回、EDのスタッフロールを見る限り、ディレクターさんがメインシナリオ書いてたのかな?)

でだ、以前の乙女ゲームの記事で「音声付き小説と思えばいい」と書いたと思うんですが、正直言うと、展開は面白いが、小説としての体をなしていないというか……せっかくいい展開なのに、文章で興ざめしてしまった感があるんですよね。

ノベルゲーム。ましてや今回はロボットモノというファンタジー全開の作品。
いかにプレイヤー(読者)を作品世界に引き込むかが鍵じゃないですか。
時野的に、世界観に入り込めなかった要因が二つほどあったんですよね。

要因①文字のフォントサイズ変更での表現とその多用
今回、ロボットで戦うわけですから、衝撃を受けたりした時などはやはり「うわあああ」みたいな叫びが増えるじゃないですか。
で、これ、小説としては一番やっちゃいけないのが、大声の時に、通常より大きいフォントサイズで
「うわあああ」
とかやっちゃう奴だと思うんですよね。興ざめというか。
私もあまたのノベルゲームやってきたけど、フォント大きくするのは初めてお目にかかったよ。(最近のラノベでは多いらしいが)
それだけで稚拙感が出てしまうというか。ゲンナリしちゃったんですよね。一気に現実に戻ってきた感w
そもそも「音声付き小説」だと言った通り、その叫び声にはボイスがついているわけですよ。
声優さんはプロですから、「うわああああ」という文章に対し、情感をもって「うぅわああああぁぁっぁぁぁぁぁぁ」という感じで文字に起こせないくらい悲痛さだったり衝撃とかを声で表現してくれているわけだから。わざわざ文字で表現しなくていいからと思いました。漫画じゃないんだし。まぁラノベなら音声がないからそんな表現もありなのかもだが、これ、ボイス付きゲームなんで。
逆に声優さんのいい演技が文章で潰されてしまった感すらあったり。
それが、凄い重要なシーンで「ここぞ!」という所で使われるなら「おお!?」と思うかもしれないんですが、大声のシーン全部でやられたら本当興ざめですよ。しかもギャグシーン・シリアスシーン問わず全部やぞ。


要因②物語の語り部(視点)がコロコロ変わる&今誰目線なのかが分かりづらい
これが本作シナリオの最大のダメな所だと思うのですが。
まずですね、乙女ゲームを好む人って大きく分けて2種類のタイプに分けられると思います。

1.主人公(ヒロイン)に自分を投影するタイプ。主人公=プレイヤー。甘いささやきはプレイヤーにしてくれていると思うタイプ。このタイプの場合でも主人公の名前を変えない人も多いが、名前を変える(自分の名前にする)人は間違いなくこっちです。

2.主人公とその相手の恋愛模様を第三者目線で楽しむタイプ。通称:悦子タイプ(時野が勝手に呼んでるだけですw)

時野は後者の悦子タイプですw家政婦は見たでいいんです。仲人さんっていえばいいのかな?あとはお若い二人でススス~と出て行きながら障子の穴から覗く感じで(爆)

でだ。2はまだしも1のタイプの場合。主人公は自分なのですから、基本、物語の語り部(目線)は主人公でなければならないと思うんですよね。大体の乙女ゲームは主人公がいる(見た)範囲で話が進みます。
もちろん、主人公が知りえないやりとり(今回でいえば、敵軍内のやりとり)を描く必要があるときは、「今はこのキャラクター目線の話ですよ」を明確にする必要があると思うんです。
この「視点の切り替え」が上手くできてる例を挙げると、サスペンス乙女ゲーである「カラーマリス」とかは明確に分かるように演出を工夫していました。他の作品も極力主人公視点から逸らさない。逸らしても誰目線なのかすぐ分かるような文体にしています。
それが本作では、コロコロ視点が変わる上に、今誰目線なのかが、かなり読み進めないと分からないという。

あえて視点が誰か分からなくしてミスリードを起こさせる手法というのもあるし、特にミステリー系では使われる手法ですが(「黒蝶のサイケデリカ」はこの手法を上手く取り入れていたと思う)、本作はそーゆー手法を使ってるわけでもなく、単純に文章の力量の問題かなと思いました(苦笑)
時野は「2タイプ」の人だからついていけたけど、「1タイプ」の人にはキッツイといか興ざめポイントになるんじゃないかなと。

せっかくメカがカッコイイ、ストーリー展開も悪くない、声優陣も豪華なのに、文章で台無しにしているにもほどがあるだろうとw
辛口評価せざるを得なかったです。ここを書かないで「面白かった」なんてブログに書けませんよ。

まぁ、全体的には「乙女ゲームでロボットものをやってみようというチャレンジ精神は面白いし、ロボットの王道を行く展開で悪くなかった」という印象ですね。
時野さんは「めっちゃ王道だなw」と思ったし、故に展開も大体読めちゃってましたけど、大抵の乙女ゲームプレイヤーはロボットアニメなんて見てませんから。凄く新鮮に映ったんではないでしょうか。友人も「ついていくの大変だったけど、新鮮で面白かった」と言っていましたし。

逆に時野は「この展開はあの作品っぽいw」とかメタい視点で楽しめたし。すべてが異色な乙女ゲームなので、今後もたまにはロボット乙女ゲーム作ってほしいなと思いました。

当時のスタッフブログも軽く読みましたが「当初は宇宙戦争ものにしようとしたが、いくらなんでもそれだと乙女はついていけないだろうと思ってボツにした」と書かれてて吹いたw
確かに、そんなガッチガチの奴が来て喜ぶのは時野みたいな希少種だけだわなwでも個人的にはやってみたいがw
もっと敵味方ガチバトル(ヒロインも戦う系)で、鉄板の敵キャラと無人島漂着で禁断の恋に落ちる系やってほしいわ。それこそ乙女ゲームの本領発揮でしょ!(笑)

そんなこんなで、「悠久のティアブレイド-Lost Chronicle-」感想でした。
一応続編(ファンディスク)もあるので、やってみようかな?

ま、ひとまずはシャレマニ2巡目攻略に戻りまーす(笑)
次は満を持してトモセ君や!


以上、長すぎるゲーム感想記事でした!
実は一人一人クリアするたびにWordに下書き書き足していたので、結果凄い長さになってしまった。
だって他のロボットアニメの話とか、乙女ゲーマーの友人に話しても通じないじゃん!誰にも分かってもらえないからせめてブログで吐き出したかったんだ!(苦笑)
最後までお付き合いありがとうございました!(読んでる人がいるかは謎だが)

最後にPVも置いておきます。
1:18~のロウさん(CV:松岡)の狂気っぷりをご堪能下さい(笑)



言っておくが、このセリフはかなり序盤に出てくるセリフですからね。最初からフルスロットルすぎる。
何度も書くが、彼が人気投票1位のキャラですよ(笑)

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