螺旋運命―SPIRAL DESTINY―

livedoor blogから引っ越して参りました。旧館から来た方も初めましての方も宜しくお願いします。

ナノルート妄想SSとプチ感想

時野さんが別名義で妄想を吐き出す通称ゴミ箱。

サーバーの方がメンテで仕様が変わったのですが、なかなか使い方が分からなくて困ってます。
なんというか、ちゃんと解説と向き合う時間がないw(妄想する時間はあるんだがw)
年明けまでには更新できる状態にしたいんですけどね。

種部屋は他のサーバーでもすぐUPできる状態ですが、薄桜鬼部屋の移行はページの作り方が違うので難しいんですよねぇ。ふうむ・・・
せっかくなので、狗部屋も作りたいです。

狗関連ですが、どうも私が妄想する話は暗い話が多すぎる(苦笑)
まぁ、世界観的にダークだから必然的に暗い話になっちゃうんだけど。くそぉ、甘々書ける人が羨ましいぜ・・・!(笑)


実は、以前からボソボソ言ってた、「ナノアキ前提ケイ←アキ」がほぼ完成しました。
ゴミ箱が使い物にならないので、あえてブログに晒してみる(爆)

ナノアキ前提というかnルート前提、
ケイ←アキとは言っても、アキラの中ではケイスケは「親友」止まり
な話です。
これに関しては男性が読んでも殆ど問題ないと思います。どうして18禁原作なのに健全なもの書いてるんだって逆に怒られそうな勢いです(笑)


ただ、壮絶なnルート(ED後)のネタバレですので、それはあしからず。
ついでに、nルートの感想を書いていなかったので、ここでちょこっと語れればいいなと思います。
nルートは言葉で説明すると難しいので、まずはSS読んで、nルートの雰囲気を掴んで頂いたほうがいいかなとwそれを意図したブログ晒しです(苦笑)


SSに興味なく、nルートの感想だけ読みたい方(というか大半の方がそうだと思いますがw)
は、適当にスクロールしていって、画面がカラフルになってきたら、そのあたりから読めばおkだと思います(笑)





※nは非常に解釈の難しいキャラだと思います。このSSはあくまで時野が感じ取ったnをベースに捏造織り交ぜ書いています。予めご了承ください。









nは……
少しずつ感情が表に出るようになってきた。
まだ涙は見た事がない。



「春になったら一度ニホンに戻りたい」




+++



「何!?ニホンに戻りたいだと?」

俺の提案に源泉のおっさんは眉をひそめた。

「ああ。頼む、おっさん」
「お前さん達、正気か?内戦が終わったとはいえ、まだまだ追っ手は緩んじゃいねぇーぞ?」
「分かってる。でもどうしても戻りたいんだ。nに桜を見せたくて……最近どんどん感情が芽生えてるんだ。だからきっとニホンの桜を見たらnは」
「はぁ……。いいか、俺が何でお前たちに協力してるか分かってるんだろうな?俺の目的は『Project:Nicole』の実験阻止だ。みすみすお前たちを捕まえさせるわけには行かねぇーんだよ」
「……こうやって逃げていられるのもおっさんのお陰だ。でも、どうしてもnに見せたいんだ。それにケイスケを……弔ってやりたい……」
「……ああ分かった分かった。ある意味、奇策ではあるな。ここ最近、軍の奴らは地中海沿岸を重点的に張ってやがるからな。このまま内陸伝いで国境を越えて、スエズから船に乗れば戻れないこともないかもしれん」
「本当か!?」
「桜の時期に間に合うかどうかは保障できないけどな」
「いい、それでも、一度ニホンに戻りたい!頼むおっさん!」
「はいよ。まぁ、ちっとばかし時間をくれや。とりあえず、これが当面の逃亡資金だ。ありがたく受け取りな」
「いつもすまない、おっさん」

それまで黙って話を聞いていたnも口を開く。

「源泉、ありがとう」

その言葉を聴いた源泉は何か面白そうなものを見つけたかのように笑う。

「感情、ね。確かに前より面白い顔するようになったじゃないか、プルミエもアキラ、お前もな。ま、俺としちゃ、お前らが捕まえられちゃ困るんでね。殺戮人形を殺す覚悟はあっても、人間を殺す趣味はねぇーからな。それだけだ」

俺たちが海外での逃亡を続けていられるのも源泉のおっさんのお陰だった。
おっさんはフリージャーナリストとして仕事をする一方、俺たちの逃亡資金の調達、情報の提供をしてくれている。
理由は簡単。Project:Nicoleの要となるnと非Nicoleである俺を軍に捕まえさせないためだ。おっさんはあくまで自分の復讐のためだと言うけれど、其の実、俺たちの相談事に乗ってくれたり、人の良さが出ていた。


それから数ヵ月後。俺とnはニホン行きの船に乗り込んでいた。


+++



春―――ニホン

俺とnはニホン・旧日興連統治地区に来ていた。

「n。桜だ……綺麗だろ?」
「ああ……これが桜か」

俺は自分で言いながら、自分の言葉に戸惑っていた。
桜を綺麗だと、口に出したことなど今まで一度もなかった。
でも、この景色をどうしてもnに見せたかった。





『アキラ!ほら見て、桜が咲いてる』
『そうだな』
『綺麗だな……』
『ああ』
『アキラは桜がなんで薄紅色なのか知ってる?』
『知らない』
『桜の木には魂が宿っているから……なんて説もあるんだって』
『魂?』
『そ!人の魂が宿っているから、血が通っているから、美しくてしなやかな樹木になるんだって』




アイツが――ケイスケが綺麗だと言うから俺も桜が綺麗だなんて思ってしまった。それだけだったのに。当たり前のように毎年咲く桜を見ることがなくなってから3年余。
桜はこうまでも美しいものだったかと、心が震えた。




「ケイスケ……!」

頬を一滴の涙が伝う。
それが自分の涙だと気づくと、堰を切ったかのように止め処なく涙が滴った。


「ケイスケ……!!」

今も忘れられない親友の最期の顔。

トシマに置き去りにせざるを得なかった親友の体。
ケイスケの墓はない。誰も、ケイスケの墓を立ててくれる存在がいないのだ。唯一ケイスケを覚えている俺は逃亡者の身。そう、ケイスケをちゃんと弔うことすらできないのだ。
ケイスケとの思い出が詰まったミカサ(旧CFC地区)にも戻れない。今回も政府の目をくぐり、旧日興連地区に潜り込むのがやっとだった。

「ケイスケ、悪かった……そしてありがとう……」

魂が宿ると言う桜の木。
まるでそこにケイスケがいる気がして。俺は贖罪の言葉と感謝の言葉を紡ぐ。



「?」

ふと肩に何か触れたような気がした。
違和感を覚えた場所に手をやると、そこは少し濡れていた。
雨か?いや空は快晴だ。ではこれは……?
俺はふと思い当たり、上半身を後ろに振り向かせた。
そして目の前にある光景に一瞬息を呑んだ。

「……ナ、ノ……?……泣いている……のか……?」

「これが涙か……」

nが泣いていた。
3年間一緒にいて、初めて見る雫だった。

「俺は、あの時、何故アキラが泣いているのか理解できなかった。人の運命など予定調和で悲しむ意味が分からなかった。……ただ今なら分かる気がする。泣く意味を、そしてケイスケの気持ちが」

「ケイスケの気持ち……?」

「俺がケイスケと同じ立場に立たされたら、アキラを目の前で失うことになったら必ずお前を守る。お前に生きてほしいと願う。可能性を願う」
「n……」
「お前を失うことなど考えられない」

その言葉に俺は無性に腹が立った。

「……どうしてお前もアイツもっ!いつも俺を守ろうとするんだよ!?俺は……もう失いたくないんだよ!」

どうして、どうして俺を守っていなくなろうとするんだ。
俺を守る価値なんてどこにあるんだ!

「俺はアキラから色んなものを貰った」
「え?」
「感情……だ。本は教えてくれなかったこと。アキラが教えてくれたもの」

感情?
俺が感情を教えた?散々「感情のない奴」と言われてきた俺が?
……もし俺に感情があるのなら、俺に感情を教えてくれたのはアイツだ―――

「感情に困ったこともある。でも今は感情があってよかったと思っている」

そうか。
ケイスケ。お前は俺だけじゃなく、nも救ったんだよ。

「きっとケイスケもアキラから何かを貰ったのだ。だから助けようとしたのだと思う」



『良かった守れて……、アキラが無事で良かっ……』



「ナノ……俺も!俺もケイスケから色んなものを貰ったんだ」
「アキラ……」

気がつけば俺はnに抱きすくめられていた。


「トシマに来る前、俺は他人にも自分にも興味が抱けなかった。桜を綺麗だなんて感じなかった。でもアイツが俺に教えてくれたんだ、桜が綺麗であることを」
「なら俺はアキラを通してケイスケから教えてもらったのだな」
「そうだな。……nと桜が見れて良かった」
「俺もアキラと桜が見られて良かった」
「そうか」

nの黒髪が揺れる。その黒と桜の紅色のコントラストが綺麗だと思った。


「よし、この並木道を少し歩くぞ。源泉のおっさんの話だと、この公園の隣に美味しい洋食屋があるらしい。船に潜伏してる間はソリドばっかりだったからな。久々に美味いもん食おう」
「源泉の情報なら確かだな、楽しみだ。アキラはまたオムライスか?」
「べ、別にいつもオムライスを食べるわけじゃない!」
「でもオムライスを食べるつもりなのだろ?」
「そりゃ、美味そうだったらな……」
「ふっ」
「笑うな!nこそ何食べるつもりなんだよ!」
「俺はビーフシチューがいい」
「くそ……すっかり美食家になりやがって……昔は木の皮、食べてたくせに」


まだ俺たちは逃げ続ける。苦い記憶を背負いながら――
でもたまにはこんな休息もいいだろう?





ここからはnルートのプチ感想です!

冒頭の

少しずつ感情が表に出るようになってきた。
まだ涙は見た事がない。
「春になったら一度ニホンに戻りたい」


はゲームのラストシーンです。

また、源泉が二人の逃亡を手助けしているっというのは私の完全な捏造です。
さすがに海外逃亡を二人だけでやるのは難しいだろう。ならきっと源泉がサポートしてるんじゃないかなっと思いまして。・・・まぁ、歴史のあるゲームなのでここらへんの細かい設定とか既に世に出てるのかもしれませんが。とりあえずゲームだけで妄想したらこうなりました。


お互い触れるたびにピリっと痺れを感じるアキラとn。
その不思議な感覚からアキラがnを気にかけるルートです。

この辺りはアニメでも説明がありましたけど、
ラインの原料はnの血(ニコルウイルス)
そしてアキラの血にはそのニコルウイルスを中和する作用がある。
ニコル(n)と非ニコル(アキラ)
つまり正反対の血が流れている二人のお話です。

軍によって感情が抑制され、感情が表に出ない無気力な男、n。
すべてに絶望していたnが自分と正反対の血を持つアキラの存在に希望を抱き、最終的に軍から逃れ二人で逃げ続けるという選択を取ります。
そしてアキラといることで、徐々に感情が表に出るようになっていく。そんなラスト。

トシマでのラスト。nを巡って様々な人間が様々な思惑を持って対峙します。
nの元カノでnを救うためには死しかないと銃口を向ける女、エマ
nの暴走によって女房と息子を殺された男、源泉
アキラを殺されるわけにはいかないと源泉に立ち向かった男、ケイスケ

ケイスケルートと源泉ルートが好きだと言っている時野さんがこのラストにときめかないはずがなかった(笑)
源泉はnのENED脱走(暴走)によって家族を失いました。
nに関わる研究(プロジェクトニコル)を阻止するために、情報屋となり、nを探し、殺すことを心に誓っていました。(ここら辺は源泉ルートで細かく描かれています)
nとそして非ニコルであるアキラに銃口を向ける源泉。
アキラ「俺だって軍にとって利用価値のある存在だ」とnを庇うアキラに
源泉「そういえばお前も非ニコルだったな」と冷徹に言い放つシーンはドキドキしました。

源泉ルートでも同じようなやりとりがあるのですが、「俺はお前(アキラ)を知りすぎた、だから殺せない」という流れになるのですが、なるほど源泉との好感度が低いとこうなるのか、と(苦笑)
まずはお前からだっとアキラに照準を定めた源泉。そこに突然誰かが源泉を押し倒します。

ケイスケ「アキラを殺させるわけにはいかない!」

ここでケイスケ登場です。ケイスケもまたニコルプロジェクトの被検体で、ニコルウイルス(ライン)に異常に適応していた、ある意味成功例、軍にとって重要なサンプルです。
エマに源泉にケイスケってENED関係者全員集合展開、そうこんな展開が見たかったんだよっと思わず興奮してしまいました。

ケイスケ「まるで俺達(ケイスケ、アキラ、n)は人間じゃないみたいだよな」
ケイスケ「望んでもいないのに、勝手に体を改造されて、記憶まで消されて、それで人形扱いかよ」

源泉は家族の復讐のために、ケイスケはアキラを守るため・人間として生きていくために
お互い譲れないものの為に対峙します。

が、そこにCFCに軍の増援部隊が到着。とりあえず源泉は踏み潰されて一時撤退(苦笑)
一瞬にして兵士に囲まれるアキラ、n、ケイスケの三人。
この中で唯一非力なアキラはケイスケから「逃げろ」と告げられます。
(※ケイスケはラインの効果で身体能力が上がっています。アキラの血は中和能力があるだけで、身体能力は常人と一緒です)

その場に残っても何もできないと悟ったアキラは言葉通り逃げます。
nとケイスケはあっという間に兵を制圧。その鬼神のごとき戦いぷりにアキラも一瞬足を止め、その戦いに見入ってしまいます。

が、しかし、そこで銃声がし、アキラはケイスケに突き飛ばされます。
・・・お分かりかと思いますが、ケイスケは銃弾からアキラを庇ったわけです。
胸を撃たれて虫の息のケイスケ。
最後に「良かった守れて……、アキラが無事で良かっ……」と言って眠りに付きます。(このセリフは↑のSSにも登場しています)

自分の腕の中で死んでいったケイスケ。このときのアキラの「おい・・・」という、セリフ。
驚きと信じたくないという気持ちと様々な気持ちが入り混じった「おい・・・」
ここがね、もう、凄いです。中の人GJすぎだろうっていう・・・この「おい・・・」が本当に泣けます。ここのスチルだけでも泣けますけどね、この「おい」が・・・もう最後の砦決壊てカンジで。
咎狗をやって、一番震えたシーンでした。この「おい」を聞くだけでもこのゲームやる価値があると思ったぐらい、凄く魂のこもったセリフになってます。

自分が立ち止まったりしなければケイスケは死ななかったかもしれないのに
あと少しで、あと少しで一緒にトシマを出れたのに、なんで・・・!

涙を流すアキラを理解できないn。

ナノ「何故泣く?すべては予定調和だ。泣く必要などない」
アキラ「予定調和なんかじゃない!運命なんか決まっていない。可能性を考えたことがないのか?」
ナノ「可能性?」

そしてアキラは気づきます。
感情を奪われ、ただ指示通りに敵を殺してたnには可能性を考えるなんてことはできなかったのだと。

軍には絶対捕まらない。逃げ切ってみせる。運命に逆らってやると言うアキラにnも心が動かされます。
ナノ「お前にとって俺は許せない存在なのかもしれない。けれど俺も可能性を信じたい。共にいてもいいか?」


そこに「そうはさせない!」と源泉のおっさん復活!(笑)
しかし、ナノの生気の宿る瞳に源泉も根負け。

源泉「俺が追っていたのは殺戮人形だ。人間じゃない」

と一言残し、その場を立ち去る源泉。
おっさんんんんんん!クッソ、クソかっけっぇぇぇぇぇぇぇ。やっぱ源泉最高だよ・・・最後まで源泉は源泉で本当痺れました。


それから3年後。
ニホンは内戦も終わり、統合されつつあったけど、アキラとnの追っ手は絶えていませんでした。
内戦が終わったのだからほっといてもいいのに、結局は手中に収めていないと不安なのだと。
また、生体実験の生き証拠であるから諸外国にバレる前に始末したいという思惑があるのだろと。
アキラとnは海外逃亡中。
nはニコルの力を使うことを封印。髪も真っ黒に染めてしまいました。(nの栗色よりアキラのアッシュグレイの方が目立ちそうだが 笑)

nは徐々に感情が表に出つつあるそうで。暗いことがあれば眉をひそめるし、楽しいことがあれば微笑むようになったとか。ただ、涙はまだ流したことはない。っということで、今回のSSで涙を流してみましょうっということになりました(笑)

アキラ「春になったら一度ニホンに戻りたい」
ナノ「ニホンに?」
アキラ「ニホンの春は綺麗だろ?まだ戻るのは難しいか」
ナノ「いや、大丈夫だろう」

というやりとりで物語は終わります。最後にFINって出るのが切ないです。
これで咎狗終わりなんだと・・・妙にうるうる来ます。





・・・とここまで書いて、最後の〆の感想がまさかのフリーズで消えてしまったっていう(苦笑)
まぁ、まだ再プレイ感想もあることですし。
そこでもっと詳しく語れればいいなと思います。(今回は終盤中心の感想になってしまったので、序盤の話もしたいです。謎かけnタンとか木の皮食べちゃうとか、ソリドも袋ごと食べようとしたり)

nルートの「おい・・・」はガチで神です(笑)

さて、この感想書くのに2時間半も掛かっちまった。よし、再プレイに戻ります!(まだケイスケルートだけど!早くnルートやりたいよぉぉぉぉでも最後までお預けです 苦笑)
ちなみに、nにはちゃんと本名があります。しかし!プレイヤーには教えてくれない鬼畜っぷり!
アキラは本名で呼んでるんだろうな・・・もへもへ。


長々とお付き合いありがとうございました。




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