螺旋運命―SPIRAL DESTINY―

livedoor blogから引っ越して参りました。旧館から来た方も初めましての方も宜しくお願いします。

ほのぼのとZを融合させちゃった方がいらっしゃいました。

以前、
薄桜鬼の土方×千鶴でほのぼのでCERO:Z(18禁)を書け
といったネタをご紹介しましたが。

残念なことに、本当に考えてしまったまこと残念な読者様がいらっしゃったのでご紹介です。
本当、阿呆ですぜ・・・!(いい意味で)
あ、掲載の許可はもらっていますよ。ということで、読者様が妄想した「ほのぼの」と「Z」という相反する要素の融合をお楽しみください。






未成年は回れ右!
ついでに千鶴ちゃんマジ天使だと思ってる人も回れ右!







 函館の夜は寒い。
 もうとっくに時間は昨日と今日の境目を超え、次の日となってしまっている。
 すっかり中身の冷めてしまった湯飲みを下げ、千鶴は新しいお茶を注いだ。

「もう遅いですから、そろそろ休んでください」

 湯飲みを差し出しつつ、千鶴は土方の身を案じた。
 これまで何度となく言った言葉。
 わかってはいるが、千鶴は同じ言葉を繰り返す。
 いつものことだった。

「ああ、これが終わったら休む」

 目線を書類に向けたまま、土方は答える。
 そう言いつつ、結局遅くまで仕事をし、なかなか休もうとはしない。
 これもまたいつものことであった。
 とは言え、いつまでもいつものことで済ますわけにはいかない。
 このままではいずれ倒れてしまう。

「駄目です。今日こそはちゃんと休んでください」
「だから、これが終わったら休むと言ってるだろ」

 そう言って、いつもなかなか休まないじゃないですか、と思いつつも口には出さない千鶴。
 堂々巡りをするつもりはない。
 しかし、ここで引き下がるわけにはいかない。

「いいから休んで下さい。でないと……」

 とは言ったものの、特に何か考えがあったわけではないので、続きが出てこない千鶴。

「ほう、どうするってんだ?お前が俺を」

 勝ち誇ったような顔をして、土方は千鶴に背を向けた。
 一方、悔しそうな顔をしていた千鶴だが、やがて何かを思いついたのか、ハッとした表情になる。
その後、千鶴の瞳が妖しく光ったように見えたのは気のせいだろうか。

「土方さん」
「なんだ?」

 振り向いた土方の耳元に、千鶴はそっと顔を近づけた。
 そして――

「――――――して、―――――しますよ」
「!!」

 土方の顔が驚愕の色に染まる。

「―――して、―――――で、―――――――」

 最初は驚いていた土方の顔色が徐々に真っ青になり、最終的に机に突っ伏した。

「わかった、俺が悪かった…もうやめろ…」
「わかってくれればいいんです」

 満足そうな笑顔になる千鶴。逆に土方はその笑顔に空恐ろしいものを感じた。

「それでは、お布団の用意をしておきますね」
「あーわかったわかった」

 早く行けとばかりに、しっしとやる土方。千鶴はそのまま仕事部屋をあとにした。
 一人になり、静かになったので、土方はようやく一息つく。

「ん?」

 ついつい追い出すような形になってしまったが、何か聞き逃してはいけない単語があったような気が…

「まあいいか」

 そう言って、土方は目の前の仕事に意識を集中させた。
 早く終わらせないと、また怒られるなと思いながら。




■作者様の言い訳
「俺が悪かった」
 土方さんにこれを言わせたかっただけです。
 千鶴さんの耳打ちがZ指定という事で。

だそうです。確かに見かけほのぼのでとんでもねぇこと言ってましたよ。

「ふん、俺だってほのぼのZくらい書けるぜ!」っという方は是非送って下さいw
他のカプでも面白いかも。不知火×千鶴とか(笑)
ちなみに、今回送って下さった方は男性の方です(笑)


いやー個人的には凄く楽しませて頂きました。ネタ提供ありがとうございました!
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